1年くらい前に流行した「カエルを食べてしまえ!」という本を読んでいます。
ブライアン トレーシー
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 22972
おすすめ度の平均:


非常にバランスのとれた自己啓発、問題解決に関する本です。

It's Not Rocket Science

訳者のスキルにも脱帽

実践すれば結果が出ます。

すっきり
このブログの2,3日前の記事で書いた、伊藤真先生の夢をかなえる時間術のような、自己啓発的なノウハウ本です。
率直な感想としては、「夢をかなえる時間術」に比べるとかなり質が下がる本だと思いました。
単に、有名な聞きごこちのいい言葉を紹介して、それの簡単な説明をしているだけで、作者の価値観や思想などが何ら感じられず、単に知識を披露しているだけという感じがします。
こういう本は、ちょっと勉強すれば誰でも簡単に書けるんですよね。
知識の有無だけの問題なので、知識がなくても調べれば簡単に書けます。
「カエルを食べてしまえ!」はけっこう売れたみたいなんですけど、そこそこ売れる本だったら意外と簡単に書ける気がします。
やっぱり、ほんとにいい本というのは、どんなテーマで書くにせよ、作者の全人格が文章の所々に表れていて、簡単にいうと文章が深いんですよね。
単に知識を掻き集めて、言い方や表現を変えて書いているだけではないんです。
評論家にしてもそうです。
単に、ある事実について、自分が持っている知識を駆使して評論をする、これではおもしろくないんです。
マスコミに登場する評論家はほとんどがこのレベルだと思いますが・・・。
評論家として素晴らしいのは、小林秀雄です。
彼くらいのレベルになれば、評論の根底に、彼なりの思想や価値観、人格がしっかりとあって、その上でさまざまな評論がなされているのです。
だからおもしろい。
小林秀雄はいろんな人に薦められているので、全て読破しようと思います。
ちなみに、小林秀雄で今読んでいるのがこれです↓
小林 秀雄
文藝春秋
売り上げランキング: 5239
おすすめ度の平均:


及ばない域

ザックバランな小林が味わえる貴重な書

なぜ、小林秀雄は乗り越えられないのか。

質の高い教養

ヒントを生かす